about a boy


Directed by Paul Weitz & Chris Weitz
Produced by: Jane Rosenthal, Robert de Niro, Brad Epstein, Tim Bevan, Eric Fellner
Screen Played by: Peter Hedges and Chris and Paul Weitz
Musics by: Badly Drawn Boy
2002 Universal Pictures and Studio Canal presents,
A Tribecka/Working Title production

Based on the bestselling book by Nick Hornby

Starring

Will Freeman: Hugh Grant
Marcus: Toni Collette


いつだったか、ヒュー・グラント(Hugh Grant)が言っていました。
「僕は、みんなが思うようないい男じゃないし、そんな優しいわけでもない。
けれどもなぜだかそういう役回りばっかり回ってきて、みんな僕をそう見るんだよね。
本人としては多少困るんだけれど(苦笑)」

なんの雑誌で読んだのかは忘れましたがそんな感じ。
この映画のWillは、まさにそんなHughを体現しているのでは。
まぁ、最後には「いい男」になってしまうけれども。
Freeman。すごい苗字です。本当にフリーです。フリーターどころか、プーです。
何もやってません。38歳、独身。無職。勝手気ままに生きている。
人が見れば羨みますよね。(実は私未だに彼がどうやって食っているのか疑問です)
それがたった一人の男の子の出現で変わっていくという。
しかもその男の子も変わり者という。いや面白すぎる。

オンナを引っ掛けるためにいい男に成りすます辺りが…涙ぐましい努力です。
いやー…子どもが嫌いだったらできないです(笑)でもやっちゃうんですね。
それくらい女好きなんでしょう…子ども嫌いの癖にシングルマザーをガールフレンドにしちゃったのが
運のツキ。ご愁傷様でした(笑)必死になって子ども好きを演じる辺りが笑えます。
こういう言い方は語弊を生みますね(汗)

そして、母子家庭のマーカス。ママを幸せにしたいばっかりに
偶然出会うことになったWillとママをお膳立てしますが、見るからにうまく行かないだろう。
うーん…どうしてそこで?と考えてしまうのですがそこはやっぱりママに幸せになって欲しいのでしょう。
…しかしヒッピーを気取るママとではうまく行かないだろーーー。
そのうち、ウィルはマーカスと仲良くなって行きます。
…見え透いてますか?でもその過程がいいんですけれどね(笑)
押しかけてくるマーカスに対して諦めの境地から、その存在を歓迎するようになっていくウィル。
まぁ紆余曲折です。

ふと垣間見えるウィルの虚無感や、マーカスの「子ども」としての必死さ。
そんなものもふと織り込まれているように思います。

そうそう。イギリス映画だけあってあちこちに知っている場所が織り込まれているのが嬉しいですね
やっぱりアメリカものじゃない、ヨーロッパ系の映画ですね。うん。
Willが言っていましたが、「俺は俺のドラマの主人公で 云々」
ヨーロッパ映画ってそういう感じ。その人物のドラマ(日常)を切り取って
それを色々な角度から映して映画にする。これもやっぱりそのひとつかな。と感じます。

…いや(笑)面白かった。


     


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