クアラルンプールにてStop Over〜

― 偶然が「出逢い」になる


マレーシア航空の飛行機はぐいぐいと空を飛んでいく。
直行便と違うのは、南回り…要するに、マレーシアの首都、クアラルンプールを経由すること。

実は、その日のうちに乗り継ぎに乗り換えたかったのだけれども、
なんせ、「出国1週間前に」チケットの手配をしたもんで…(−”−;
この忙しい時期に空いてないよーーー、とあっかんべーされた。

なので、1泊、クアラですることに。

取ったホテルは空港の近く。まぁ、翌日昼出るんだし、いいかぁぁ…。
なぜか「前日」に会ったカトリックの友人から「もうねーもうねー空港の近くなんて、なにもないのよー」
と、しつこいほどに強調されていたので、ホテルにこもっているつもりだったし。

暫くして、隣に座っていた女性が「冷房…ちょっと弱めてよいですか?」と聞いてきた。
それをきっかけに、話を始めると、これがなんと色々と話が合う。
結局マレーシアまでの何時間か、ずっとふたりで話続けた。
偶然隣になっただけなのだけれども、色々な話ができた。

「…あの、もし良かったら、夕飯とかご一緒しませんか?」

というヒトコトが彼女から出たときになんだかちょっと、嬉しかったし。
お互いのホテルは遠いけど(^^;
空港を出て、私のホテルで荷物を置いて、彼女のホテルによって、
その後ふたりして、街中へ繰り出した。
キャブのにーちゃんはよーしゃべる。もーほんとに、ふつーに人を煙にまけるだろうという感じで
だけれどもそれ以上に驚いたのは、彼女の積極性と、人を見る「目」だった。
本当に彼女もよくしゃべるし、きちんと情報を選り分ける。
そして、いつでも、どんな風に「かま」をかけられてもすいっと交わして「前向き」。
ある意味「これがこの国」と割り切っている部分もあるけれども、その裏で、
この国の状態(要するに「外貨」が必要であることや「観光」という産業とか)を、
きちんと頭に入れて話をしていることが伺える。
…すごいなぁぁぁぁぁ。
まかれているように見えながら実はそうじゃなくって。
ああなるほど、こうやっていくんだなぁ。ということをすっごく実感しました。


(クアラルンプール・ツインタワーの夜景)

そして、その後ふたりで街中でうろうろとし、
ご飯を食べながら、日本の英語教育や、私たち世代の若者(笑)の将来やら。
私たちに話しかけてくるウェイターさんと話をしながら彼女が言ったこと。
「きっと彼らは、自分の中の「日本」を訊くことができる人がいなかったのかもしれないわね。
  だから、日本人のイメージっていつまでも変わらないのかもしれない。
    きっと訊いてみたかったのよ。だからこんなに話しかけてくるんでしょうね。」
なるほど。そうかもしれないなぁ…。
無下にけっこう避けてきたけれども、そういう一面も、無きにしも非ずなのかもしれない。

語らなければ、私たちの「日本人」は、「見なされる」で終わるのかもしれない。

偶然隣に座っただけだった彼女とのこうした語らいは、
たった1日だけだったけれども、とても発見が多いものだった。

と同時に…この出逢いが、また「始まり」でもあるのだと、思う。

彼女が素敵な日々をマレーシアの島で過ごしていることを願って…。

(2004年・7月29−30日)



    


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