The First Album

私が始めて聴いた曲は、Vogue。ならアルバムは?というと、

Immacurate Collection

なのです。いわゆる「ヒット集第1弾」ですね。
80年代からのヒット曲をぼんぼん集めたやつです。
どこで見つけたのかまだ憶えているという(笑)
中1だった私は、「Madonna」と「Vogue」という曲名だけを頼りに、
学校の帰りに勇気を振り絞ってレンタルビデオショップに寄ります。
そこでVogueが入っているアルバムをひたすら探して見つけたのがこれでした。

当時中1で英語を習い始めたばかりの私にとっては、
もう、わけの分からない未知の世界でした。
それでも必死になっていくつか歌を覚えたのを憶えています。
最初はやっぱりVogueしか聴いていなかったのが
そのうち通しで聴くようになって。
何度も何度も聴いているうちに、この人ってなんなのよ?と

ヒット集を聴くと必ずその人の「色々な面」が見られます。
そしてその人がどういうアーティストなのかが、分かり始めますよね。
アルバム一枚一枚を聴くと違うように聞こえてもヒット集で聞くと
その「芯」が見えてくるんですよね。

Madonnaも例に漏れず。
sex symboleのような言われ方をしていましたが、彼女自身の「芯の強さ」
あるいは「繊細さ」というものが見えるような気がします。
「Like a virgin」
はそのセンセーショナルさが売り物でしたし、
「Papa, Don't Preach」もいわゆる「できちゃった婚」のはしり。
そういった、かなりスキャンダラスな内容なんかを歌っているのですが
彼女自身の「演技」がそれを本物っぽく見せるから、
人が引き込まれる部分があるのかなと思います。
その時その時の流行をうまく取り入れつつ自分のスタイルを作ってしまう。
いくらそのアーティストがすごくても、歌っていることに真実味がなかったり、
いかにもいかにもの「バリバリに作ってます」だとだめだと思うんですけど
Madonnaって、女優だなぁと思うんですよね。

そうしたScandlousな反面、後半から少しずつ出てくる
「力強さ」と「たくましさ」。
Sexyでありながら男に媚びない女性のさりげない強さと、優しさ
という、それ以降、今も続くMadonnaの「Charactor」が出てき始めます。
La Isla Bonita
Justify my Love
Rescue Me
Like a Prayer
Open your heart
などなど。それ以降の彼女の作り出す「女性像」が、
もうこの時点で見えている1枚ではないかと思います。

    


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