ショパンとの出会い

ショパンとの出会い。それが「いつだった」ということははっきりとは憶えていません。
ただ、まだピアノを始めて間もない頃から、「クラシック全集」というカセットをよく聴いていました。
1・2・3年生用と4・5・6年生用があったのですが、低学年用のほうが好きでよく聴きました。
その中の「子犬のワルツ」、それが多分ショパンを聞いた最初だったのではないかと思います。
子犬がころころと野原を駆け回っているようなそんな感じのするこの曲。
最初聴いたときには、まさか同じピアノでこんな風に弾けるなんて…。と感動しました。

だって、ありえない、と思いましたから(苦笑)あんなにちゃらちゃらちゃらちゃら指が動くなんて。
その自分が、小学何年生のときだったか、この曲を弾くことになろうとは予想だにしなかったことです。

実は私、ショパンを弾くのが一番嫌いです(笑)rリストは、見向きもしませんでした(笑)
一番、苦手なのです。ショパン。ほんっとうに苦手です(苦笑)
私の得意な(というか弾ける?)作曲家は、ベートーベン。
ショパンの繊細さは…私の指に余ります(笑)実は。
その私の人前で弾いた最後の曲が、好きな曲紹介でも書くと思いますが、スケルツォ2番。
…もう死ぬかと思うくらい、分かりませんでした。本当に。
得意だった部分はやっぱり情熱的な部分。繊細な部分は最後の最後まで苦しみました。

弾けないけれど、憧れるんですよね。
どんな思いで彼の目に自然や物事が映ったのか、
彼はそれを素直に、音に描き出しているように思われるのです。
そこから、彼の性格などなどが描き出されて、何か身近に感じて。

フランスに行ったとき、フランスでお世話になった方はフランスロマン派が得意な方でした。
時折練習しているそのピアノを聴きながら、またパリやモンペリエの風景を眺めながら、
歴史を今なお色濃く残している部分をみて、ショパンは何を考えたのか、と
そんなことを感じるのも、また素敵かもしれないな、と。

     


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