大草原の小さな家シリーズ

著者:L. I. Wilder(ワイルダー)
訳:こだま ともこ・渡辺 南都子
出版:講談社青い鳥文庫
1.大きな森の小さな家
2.大草原の小さな家
3.プラム川の土手で
4.シルバー湖のほとりで
5.農場の少年
6.大草原の小さな町
7.この輝かしい日々


NHKで長年にわたって放送された「大草原の小さな家」
あのシリーズを覚えておられる方も多いと思います。
私もあれで、ローラが大好きになったひとりです。
上に上げた青い鳥文庫ではなく、もっと大きい版で持っていたのですが、
引越しの際に人にあげたかなにかでなくなってしまいました。
だから「プラム川」も「プラムクリーク」で覚えているのですが…。

このお話、ローラ・インガルス・ワイルダーが自分の小さい頃の、
西部開拓の頃の自伝を綴ったものです。
父さん、母さん、メアリ、ローラ、キャリー、犬のジャック。
幌馬車に揺られて西へ、西へと旅をしていくのです。
バイオリンのうまい父さんと、厳しいけれども優しい母さん。
そして、途中で一応の居を構える町々。

ネルの上着、とか、キャラコ地の…とか、とてもいわゆる「カントリー」な
温かな雰囲気のするお話です。
これもアンと同じで、毎日の思い出を綴ったものなのですが、
やはり温かくて、愛情に溢れていて、読んでいてとても心がほんわかとするのです。
日常のなかの幸せ。幸せの原点が「愛情」にあるのだということを再確認させられます。

そして、ローラが成長し、恋をして家庭を持つまでが本では描かれていきます。
そのローラが目指した家庭もやっぱり、
自分の育った家庭のような、そんな温かな家庭でした。

    


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