The Chronicles of Narnia

著者:C.S Lewis(ルイス)
訳:瀬田 貞二(文庫版)
出版:岩波少年文庫・Harper Collins publishers(英語愛蔵版)
ISBN:(文庫版)4-00-112106-9(魔術師のおい)
4-00-112101-8(ライオンと魔女)
4-00-112105-0(馬と少年)
4-00-112102-6(カスピアン王子のつのぶえ)
4-00-112103-4(朝びらき丸東の海へ)
4-00-112104-2(銀のいす)
4-00-112107-7(さいごの戦い)
(英語愛蔵版)0-06-028437-5


この本は、私が今になっても手放せない大事なシリーズのひとつです。
いわゆる冒険物語なのですが、この舞台の国「ナルニア」では
動物達が物をしゃべり、ケンタウルスがいて、フォーンがいて、妖精ドリアード始め、
たくさんのこの「地球上」ではめったに(←重要)お目にかかることのできない
不思議な生き物達がたくさん「人間」と生活しています。
そこに迷い込んだ「アダムの息子さん」「イブの娘さん」と呼ばれる子供達は
たくさんの冒険をして、そのたびに絶対的な存在である「アスラン(大きなライオン)」に
助けられ、成長し、ナルニアを守っていきます。

岩波からは7冊のシリーズで出ていて、内容を言い始めたら切りがないのですが、
「魔術師のおい」でナルニアがアスランによって作られます。
その時目覚めた魔女に、最後までナルニアは苦しめられ、冒険が続きます
その巻その巻だけを読んでいっても楽しいのですが
「年代記」ですので、前の巻のことが後の巻で出てきます
なので全部知っていると面白いですね。
これを読んでいるだけで、自分が異世界に入り込んだようにわくわくします。
小学生当時、ナルニアに私もいかれないかと思って、洋服ダンスの中に入ったり
学校の裏庭をごそごそ探してみたりしたものです(笑)

因みに、余談になりますが、実はこのルイス、キリスト教作家としても有名なんです
聖書物語を知っている方、ぜひこの「ナルニア」を読んでみてください。
ああ、そうか。と一致する部分が多分たくさんあるはずです。
アスランがはりつけられ、辱められる石舞台。アスラン自身。
ナルニアの始まり方、そして終わり方。
ルイス自身のキリスト教の理解があちこちに散りばめられています。
でも…それに気付いたのは、なんとナルニアを読み始めてから
10年後でしたが(笑)
でもまぁ、そんなことを知らないでも、十分に楽しめる本です。
ぜひぜひ読んでいただきたい本のうちの1つです♪


    


女の子お絵かき掲示板ナスカiPhone修理