著者:バレンタイン・デ・スーザ
出版社:女子パウロ会
ISBN:4-7896-0364-4
買ったのはもう大分前になります。1999年の日付が(汗)
それ以来何かというと紐解く本です。
つい2004年春まで麹町教会にいらしたイエズス会の司祭、
バレンタイン・デ・スーザ師の言葉を集めたものです。
ちょっとした日常の中に活かされる言葉がたくさんあります。
ただなんとなく一日をだらだらと過ごしてしまうのではなく、
私たちは「心を澄まして」過ごしているでしょうか。
むやみやたらに悲しんだりしていないでしょうか。
生きるということ自体がすでにお恵みなのだと教えられます。
実際にスーザ師のお説教に何度も何度も繰り返される
「愛」というテーマ。それがこの本でも貫かれています。
ふとした瞬間にふと紐解いてみると、
心に引っかかる言葉がたくさん集められているのです。
祈りのうちに生きる、ということがどういうことなのか
信仰と共に信仰のうちに生きるということがどういうことなのか。
そして主と共に日々歩んでいくには
私たちはどうしたらいいのか。
そんなヒントがたくさんの本です。
「神様は私たちと共にいる」と並んで
デ・スーザ師の言葉の中に
自分への「語りかけ」を見つけるための
よい糧になるのではないでしょうか。