Peace be with this World


この世界に平和を この世界に愛を
私は忘れない 私は忘れない
この世界に平和を この世界に愛を
どんなに辛い記憶でも どんなに悲しい記憶でも
私は決して 忘れない

あの日の彼女の顔を あの日の彼女の目を
そしてあの日連絡のつかなかった 私の友人を
どんな神でもいい どんな仏でもいい
この世界に平和を この世界に愛を

目を開き 心の耳を開け
聞きなさい、そして見なさい
何が起きたのか 何がそれを起こしたのか
あぁ、この世界に平和を この世界に愛を
この世界にお願い… 平和を

心を閉ざして見ないふりをするのは止めて
耳をふさいで聞かないふりをするのは止めて
見えているでしょう 聞こえているでしょう
見て そして聞いて
この世界に平和を この世界に愛を
私は忘れない あの日以来の悲しみを

人々は憎み合い いがみあい
ただ「違う」だけで罵り合い 正義ぶる
あぁ人を傷つけるためだけの正義
それのどこが正義だというのだろうか
人々は古い記憶を掘り起こしてまで人を傷つけ
関係のない人々が いがみあい憎み合い
そして 傷つけあい
「違い」の傷は 広がるばかりになっていく

この世界に平和を この世界に愛を
忘れない 忘れられない

目を開け 心の目を
人よ 平和を求めよ
耳を傾けよ 心の耳を
人よ 平和を求めよ
口を開け 心からの言葉を
人よ 平和を求めよ

どこのどんな神が 殺戮を望むのだ
どこのどんな神が 殺戮を正義とするのだ
どこのどんな神が 「聖戦」を認めるというのだ
どこのどんな神が 違いを認められないほど心が狭いのだ
どこのどんな神が 復讐という名の戦を求めるほど傲慢なのだ
どこのどんな神が ジハードでもよい、クルセイドでもよい聖戦を求めるというのだ

主よ 答え給え
あなたは「聖戦」を私たち人間に 望んだのか
違うはずだ 
人よ 人の子の声を聞け
あなた方はまた 人の子を死に追いやるのか

主よ憐れみたまえ 我らに平和を与えたまえ
Lord, have mercy on us, grant us Your Peace!
Kyrie eleison dona nobis pacem!
平和のための 道具として私を使ってください…
殺戮ではなく 傷つけるためではなく
あなたの平和をもたらすものとなりますように
あぁ主よ、主よ、 この世界に平和を この世界に愛を!

忘れない 私に投げられた言葉を
忘れない 悲しみを深く沈めたあの目を
忘れない 人々のあの涙を声を
忘れない 異なる神を持つ彼女の痛みを
忘れない 私は忘れない

ひとつひとつの命において 一人一人が主人公で
脇役などこの世界には誰一人として 存在しない
人よあなたの命は どんな権力者の命令に勝り
あなたの与える愛は どんな金よりも重い
忘れてはならないのだ 忘れては ならないのだ

どこの誰であろうと 例え名もなき貧しい民であろうと
その命は 例えこの世界の王である人間がいようと
その命と 変わらぬ重さであなたの中にあるのだ
奪われる権利はなく 奪う権利もなく

もし自分の兵士に 死ねというのならば
聖なる戦を望むのならば 己の手を血に染めよ
カインよ その手を汚さないために
知恵を絞るのはもう やめるがいい

人は所詮 被造物に過ぎず
人は所詮 力を持たぬもの
けれどこの世界に平和を この世界に愛を

平和を求めよ 愛を求めよ
武器を捨て 手を取り合え
求めるものは同じなのだ ただ方法が違うだけなのだ
求めるものは同じなのだ ただ方法が違うだけなのだ

忘れない 忘れてはならない
目を開き 耳を澄まし 心の声を言葉にし
今こそ この魂の限りに

この世界に平和を この世界に愛を


11/Sep/2002


アシジの聖フランシスコの 平和の祈り

主よ、私をあなたの平和の道具にしてください
憎しみのあるところには 愛を持って行き
不当な扱いがあるところには あなたの許す心を、
不和のあるところには ハーモニーを
誤解のあるところには 真実を
疑いのあるところには 理屈のない信頼を
絶望のあるところには 希望を
暗いところには 光を
悲しみのあるところには  喜びの種を持っていくことができますように。
主よ、私が人に慰められるより 慰めることをするようにしてください。
人に理解を求めるよりも理解をすることを求め、
愛されるよりも 愛することを望みますように。
私たちは「自我」を忘れて己を見出し、
ゆるすことによってゆるされ、
「自我」に死ぬことによって 永遠の命に目覚めるのですから

(稚拙な訳ですが…訳:MayteTherese)

    


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